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石見銀山暮らす宿

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蔵の改装その4

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町づくりの活動をしながらロケットストーブの普及活動をしておられる知人から、お土産にと超エコなロケットストーブをいただきました。
寒い工事現場で木屑を燃やして暖がとれるとは、本当にありがたいストーブです。
 

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漆喰壁の大戸は、ただ重いだけではなくその存在そのものに重厚感があり大作の絵画のようでどこかに飾りたいほどです。
引き手の鉄の朽ち具合も魅力です。200年という歴史の中でどんな人達がこの引き手をひいたのだろうと考えながらそっと引き手を握り締めました。
 

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通称ソロバンと呼ばれるものが大戸の下に入っていました。この上をころがすように重い戸を開閉するという知恵の道具です。
 

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枘(ほぞ)穴があちこちあることから材料は再利用されたものであることがわかります。今回で何度目になるのでしょうか、蔵が再び生まれ変わろうとしています。
 

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窓の下を切り取って新しい入り口をつくります。ここがお客様の入り口になります。
 

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新しい入り口からは気持ちのよい風が通りそうです。
 

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窓に入っていた鉄の柵は、磨いたらきっと味のある表情が見られることでしょう。鉄の朽ちていく表情の美しさは鉄の彫刻家 吉田正純さんから教えられました。
 

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驚いたことに落とした土壁の中から出てきた木舞竹は全く朽ちてなくて200年も土の中にあったとは思えない美しさです。ある方が「竹の8月、木の9月といって昔は切る時期を知っていたからねえ。竹は旧暦の8月、土をはずした七日間の闇夜の日に切らないといけない」(土とは陰陽道で土を犯してはならない日のことをいうそうです)と教えて下さいました。昔の人の知恵に驚きと感動を覚えました。
 

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大戸の中から出てきた木舞竹の一部ですが、木舞竹に巻いた藁も土の中で200年近く入っていたのにこの状態とは驚きです。
 

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床下の風通しの穴ですが、ここからネズミやヘビなどが出入りしていたようです。
 

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黒くて暗い蔵の中に入る光の美しさは格別です。普通の空間では味わえないものでしょう。
 

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基礎の石の上の木はこの蔵がいろいろな部材が手を結び合って支えていたことを感じさせてくれます。
 

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6年前阿部家を宿としてスタートした時、私はこの蔵の2階に寝泊まりしていた、最も厳しい時期でした。その時割れていた小窓の硝子を繕ったこのガラスはその頃の思い出の一つです。
 

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束石の墓標のようです。

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