バリアフリーにも配慮して、
さまざまな人に開かれた宿に。
気ままに暮らすような旅を、車椅子ご利用の方やご高齢の方にも楽しんでいただくために。
只今加藤家はバリアフリーに配慮して、車椅子でも出入りしやすいスロープや、
安全に入浴できるシャワーチェアやマットなどをご用意しています。
客間のご紹介 RoomTadaima Katoke
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- 奥座敷
- 欄間があり武家屋敷の特徴を最も感じていただけるお部屋。道路側の窓である古い建具のデザインが特徴的です。縁側からのんびり庭を眺めることができます。
階数 一階 広さ 約8畳 (縁側なども入れると12.5畳) 定員 3名 -
- 洋室
- 土壁に囲まれた洋室です。ベッドが2つあります。
縁側にもテーブルがあり、庭を眺めながらのんびり過ごしていただけます。
階数 一階 広さ 約6畳 (縁側なども入れると8.5畳) 定員 2名 -
- 茶室
- かつては炉が切られ、茶室として使われていたお部屋です。部屋の端には、医院時代に漢方薬が仕舞われていた薬箪笥が。夏は、建具や障子を開け放つと風が部屋を通り抜けます。
階数 一階 広さ 約7.5畳 定員 2名
屋敷内のご紹介 FacilityTadaima Katoke
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- 玄関
- 武家屋敷の特徴である塀で囲われた加藤家。現在は、かつて家人用に使われていた「内玄関」から出入りしますが、そばにはもうひとつ時代劇に出てきそうな「式台」という客人用の入り口も残っています。
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- 土間
- 玄関に入ってすぐの土間は、医院の待合所が設けられていましたが、今回の改修時に家が喜ぶ姿に戻そうと部屋を撤去し、土間をたたき直しました。土ににがりを混ぜたものを広げてならし、たたき棒で打ち固めています。 ※車椅子の方もお部屋に上がりやすいよう、スロープもご用意しています。
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- 玄関の間
- 玄関を入ってすぐのお部屋です。この部屋には秘密の仕掛けがあります。
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- かまど・井戸
- 火のある暮らしを体験していただけたらと、加藤家で使われていた井戸の隣にかまどをつくりました。かまどに火をくべて、羽釜でご飯を炊くことができます。
※井戸は現役ですが、井戸水は飲めませんのでご注意ください。流しの水は飲むことができ、調理に使っていただけます。
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- 天窓
- 加藤家で使われていた古いガラスを再利用し、組み合わせて天窓にしました。新しいガラスにはない模様や風合いが感じていただけると思います。
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- 二階
- 二階に上がると小部屋があり、窓からは妙蓮寺と大森を囲む森の木々を眺めることができます。この部屋にあるのは、小さなちゃぶ台(冬は炬燵)のみ。読書をしたり、ごろごろ寝転んだり、ただぼーっと座って外を眺めてみたり。自由に時間を過ごしていただけるお部屋です。
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- つるべ式滑車
- 一階のダイニングから二階の小部屋に食べ物や飲み物を運べるつるべ式の滑車があります。これも、家主の遊び心のひとつです。
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- キッチン
- 古いタイル張りのアイランドキッチンです。料理をしながら、ご家族やお友達とコミュニケーションが取りやすいつくりになっています。
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- ダイニング
- 木の大きなテーブルに、座った時にちょうどよく向かいの妙蓮寺が見渡せる高さの椅子を配置しました。ご家族やお友達とテーブルを囲み、お家で過ごしているかのように和やかに食事をしていただけたらと思います。
冬は床暖房をつけて、ぬくぬくごろごろ過ごしてもいい。そんな空間です。
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- 中土間
- ダイニングと庭の間にある、外でも中でもない空間です。夏は網戸にして風を通して、冬はだるまストーブに薪をくべて暖をとりながら、木製のベンチに座ってぼーっと外を眺めることができます。
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- お風呂
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大森の町にあった宿のお風呂に使われていた大正時代の柄タイルを再利用し、レトロに仕上げました。
脱衣所入口の扉の磨りガラスも大正時代のものとし、時代を合わせてみました。浴室内の壁はヒバでできており、木のかぐわしい香りが漂います。
※安全に入浴いただくための滑り止めのバスマットや浴室用チェアもございますので、ご希望の方はお声かけください。
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- トイレ
- 板張りで温かみのあるトイレは、車いすの方でも使える広いものと、こじんまりしたサイズの2つがあります。
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- 洗面所
- 「研ぎ出し」という手法で左官職人が手づくりした洗面台です。
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- デッキ
- デッキは星を眺めやすいような場所に設けました。暖かい季節は、外で買ってきたヒダカパンの朝食を食べたり、バーベキューをしたり、のんびりお酒を飲みながら語り合ったり。思い思いに楽しんでいただけたらと思います。
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- 庭
- ダイニングとキッチンの向こうには裏庭が広がり、庭の植物たちが四季折々の姿を見せてくれます。ここもあなただけの空間。子どもも大人も自由に遊んでください。